「今ほしい写真」と「将来価値をもつ写真」

家族と記念撮影をして大笑いをする新郎新婦

こんにちは、ウェディングフォトグラファーの松元 馨(かおる)です。

あなたは結婚式の日に、どんな写真を残したいですか?

カメラマンにリクエストを出すために、インスタで素敵なポーズ写真を集めている花嫁さんもいるでしょう。
結婚式なんて初めての経験だから、自分がどんな写真をほしいのかがよくわからない、という人もいるかもしれません。

「写真はこの先ずっと残るもの」とは、よく言われることです。

新婚時代だけでなく、あなたがお母さんになってからも、おばあちゃんになってからも。
ずっと残るものなら、あなたが歳を重ねても、価値観や周りの環境が変わっても、意味を持ち続ける写真を残してほしいな、と思うんです。

例えば、家を買おうとするとき。
家族構成や仕事の環境など、今だけでなくこの先の状況を想像しながら、自分にとって本当に必要になるであろうものを探し求めますよね。

気軽に買い直すことができず、ずっと使うものだから。

結婚式の写真も、そんな風に選んでほしいんです。
この先の自分たちの姿を思い浮かべながら、おじいちゃんおばあちゃんになってからも見返したくなるような写真を残してほしい。
たった一度しか買うことができないものだから。

この先ずっと見返したくなる写真がどんなものなのかは、新郎新婦によって違うでしょう。

また、カメラマンによっても「2人にこの先何度も見返してもらえる写真」をどんなものと捉えているかは異なります。
私の場合は、「結婚式の一日を家族や友人と一緒に楽しんでいる姿」「新郎新婦・家族・ゲストの人間味のある表情」が写っていれば、長い年月を経ても価値をもち続ける写真になるだろうと考えています。

雑誌のモデルのような写真。
インスタ映えする写真。

こういう機会にしか撮れないような流行りの写真も、今のあなたにとって大切なら、たくさん撮ってもらってください。

そしてそれらの「今ほしい写真」に、将来のあなたが「撮っておいてよかったと思えるような写真」もぜひ加えてみてください。