KAORU MATSUMOTO Photographer

のどにひっかかった本当の気持ち

「ごめんねしなさい!」
「ほら、ありがとうは?」
そんなふうに詰め寄られると、言葉が出なくなる。

僕も幼少期はそんな子どもだったから、気持ちがちょっとだけわかる。

いつも朗らかに挨拶ができて、お礼の言葉も謝罪の言葉も口にできる子になってほしい。
そんな大人の気持ちもわかる。

でも、ちょっとだけ、長い目で待ってあげてもいい気がする。
言葉が声にはならないけど、のどのすぐそこには「いけないことをしてごめんなさい」って気持ちがずっしりした重さで引っかかってることもあるから。

ちっとも悪いと思ってないのに、怒られたくないからさっさと「ごめん」と言えてしまう子もいる。

どっちが正しいとは言えないけど、言葉にならない気持ちにも気づいてあげられる保育士でいたいなぁ…(中々うまくいかないけど)。

※このブログに登場する人物・出来事は全て架空のものです。
私が保育士として遭遇した出来事を元に、
登場人物の名前・性別・年齢・言動などを変え、
個人の特定につながらないようにした上でご紹介しています。

知らない人は「危ない人」?
「手のかからない子」はいつも後まわし
子どもの名前が、周りの人からたくさん呼ばれますように
「男性保育士は女の子のオムツ替えをするな」の声に男性保育士が思うこと
おままごとの布団に横たわる猫
褒めるとは、子どもに「あなたの姿を見ていたよ」と伝えること
すべり台を上る女の子の背中
大人の「言うことを聞く」と、子どもの「いうことをきく」は、意味が違う