KAORU MATSUMOTO Photographer
VOICE

自分らしさを取り戻せるかもしれない

私は物心がついたときから今現在も、女優を志しています。小さい頃は「自分が一番!なんだってやってみせるぞ!」といつも張り切っていて、自信満々でした。 けれど年齢を重ねて出会う人の数が増えるごとに、人と比べて授業で挙手することが恥ずかしくなるように、自分をアピールすることや自信を持つことができなくなってしまいました。自分の個性を発信する職業に就くことを目標にし続けているのに、自分に自信がないなんて本当に情けない話だと思います。 「変わりたいな、何か自分から行動しなくちゃ」と思い続けていたところ、松元さんの活動を知り、撮影に挑戦させてもらいました。依頼のDMに松元さんが返信をくださったとき、自分らしさを取り戻せるかもしれないとワクワクしました。

自分を好きになることを諦めていた

当日撮影前に、松元さんが「僕からの提案で、気が乗らないことは無理に応えようとしなくて大丈夫です」「一緒に作っていきましょう」と言ってくれました。この言葉で、心から撮影を楽しめました。 これまで私は「写真は笑顔でいなきゃいけない」と自分を縛っていたこと。「自分なんて」と自分を好きになることを諦めていたことを思い出した気分でした。 今、これをを見ている方で変わりたいけどどうしたらいいか悩んでいる方へ。私もすごく悩みました。「どんなに凄腕のカメラマンに撮ってもらっても自分が嫌いなんだから黒歴史になるに決まってる」と思っていました。 でも、やってみないとわかりませんし、もし黒歴史になったとしても、それは自分を一生懸命アピールしようと試行錯誤した証拠になるはずだと私は思います。私自身今後も挑戦することを諦めずに頑張ろうと、今回の撮影で感じました。