KAORU MATSUMOTO Photographer

私の結婚式撮影では、800枚をこえる写真をお渡しします。
そこまでたくさんの写真を撮るのは、
「新郎新婦の絵になる写真」や
「プログラムの記録」の他にも
残したいたくさんの光景があるからです。

感情とともに移り変わっていく表情。
楽しんでくれたみんなの顔。
プログラムの合間に起こった小さなできごと。

結婚式の1日が、いつまでも鮮やかな思い出になりますように。

01
揺れ動く感情を

写真を手にとったときに
「あのときの気持ち」も思い出せるように。

プログラムの最中だけでなく
その前後の様子も撮り続けるのは、
合間のふとした瞬間にこそ
人間味あふれる姿が現れるからです。

穏やかな微笑みから
声が聞こえてきそうな大笑いへ。

たとえ同じアングルでも、
表情が異なる写真は全てお渡しします。
お気に入りの一枚を
ご自身に選んでもらいたいから。

02
みんなのいい顔を

一緒に大笑いをした友達の姿だけでなく、
あなたの目に映らなかった「みんなのいい顔」も
たくさんお届けします。

「みんなに楽しんでもらいたい」
当日を迎えるまでのそんな思いが、安心に変わりますように。

03
小さなできごと

プログラムの合間に起こる、小さなできごと。
撮っておかなければいつか忘れてしまうような
ふとした瞬間の光景。

それは結婚式の写真として、
必ずしも「撮らなくてはならない写真」ではありません。

でも、結婚式の思い出を
いつまでも鮮やかに彩ってくれるのは
もしかしたら、そんな写真なのかもしれません。

ドキドキしながら迎えた当日の朝。
二人が支度を進めていると、部屋のベルが鳴りました。

やってきたのは、新婦のお友達。
手作りのブーケを届けに来てくれました。
美しいメイクシーンだけでなく、少し照れくさそうなこの笑顔も、二人にとって大切な一枚になりますように。

静粛な空気の中で進められるキリスト教式の挙式。
誓いの言葉を口にした二人は、牧師から指輪を受けとります。

二人の表情をやわらげてくれたのは、新郎のむくんだ薬指でした。
あのときチャペルに響いたみんなの笑い声も、きっといい思い出に。

披露宴は無事おひらきに。
みんなの拍手に包まれながら、退場する二人。

会場を出ると、笑顔で顔を見合わせる二人とご両親。
どこかホッとしたその表情で、どんな言葉を交わしたのでしょうか。

披露宴のおひらき後のこと。
ロビーの一角で、ご親族がふと足を止めました。
そこに飾られていたのは、新郎からお母さんに贈られた記念品。
それは、生まれたときの新郎と同じ重さのものでした。

おばあちゃんは記念品を手にとると、胸に抱いてゆっくりと揺らしました。
まるで、その重さを腕で確かめるように。

そうそう、子どもの頃の新郎は、大のおばあちゃん子だったそうですよ。