ウェディングフォトグラファーの松元馨(まつもとかおる)です。
今回ご紹介するのは、代官山タブローズの結婚式です。
1日の流れを写真で追いながら、タブローズならではの注意事項を持ち込みカメラマン目線でお伝えします。
持ち込みカメラマンの撮影ルールなど
挙式会場 |
サレジオ教会(カトリック碑文谷教会) |
挙式の形 |
キリスト教式 |
披露宴会場 |
代官山タブローズ |
挙式月 |
9月上旬 |
持ち込み ルール |
特になし。お支度シーンやポーズ写真の撮影にも気持ちよく協力してもらえました。
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※ 今回の結婚式は、タブローズでお支度→サレジオ教会で挙式→タブローズで披露宴という流れでした。
この記事では、タブローズの様子のみご紹介します。
タブローズの内観
すでにパーティーの準備が整っている披露宴会場。
奥の赤いソファーが高砂です。
この後の新郎新婦のファーストミートは、左手扉外の戸外スペースで行いました。
ゲストテーブルには、一緒に撮った写真が飾られています。
メッセージカードも嬉しいけど、昔の写真も「懐かしいー!」となって楽しいですよね。
ブライズルームでのお支度
披露宴会場のすぐそばに、ブライズルームがあります。
きれい。
メイクさんと位置を確認しながら、ヴェールをつけます。
グローブはメイクさんがはめてくれますが、挙式中は、指輪交換の前に自力で外すことになります。
一度外す練習をしておくと、感覚がつかめますよ。
ヴェールを実際に下ろしてチェック。
お支度完了!
新郎とのファーストミートに向かいます。
ファーストミート
外では、新婦の到着を待つ新郎の姿が。
「ハァーーーーーー、やばい…」と緊張を隠せない様子。
披露宴会場外のこのスペースには、映り込みやすいガラス扉があちこちにあるので、うっかりガラスに映った新婦の姿を見てしまわないように、新郎の立ち位置をタブローズのスタッフと確認しておきましょう。
せっかくのファーストミートですからね!
ちょっとずつ、歩み寄る新婦。
「オオッ!」
ロケーション撮影(ポーズ写真)
ロケーション撮影とは、会場内の撮影スポットをまわりながら撮る新郎新婦のポース写真です。
披露宴会場内だけでなく、戸外でも撮れます。
この日は、朝の早い時間帯だったので、披露宴会場以外のフロアにも自由に移動して撮影をさせてもらえましたが、時間帯によっては、他フロアでの撮影には制限が出るかもしれません(他のお店が営業していて、一般客が出入りしているため)。
どうしても撮りたい写真がある場合は、あらかじめ見本となる写真をタブローズのプランナーに見せて、相談しておくと安心です。
披露宴(お色直し中座まで)
挙式後に、新郎新婦より一足先にサレジオ教会から到着したゲストたち。
受付後に、くつろぎながら開宴を待ちます。
タブローズでは、戸内・戸外のあちこちに、ゲストの待合スペースが用意されています。
今回の披露宴は、披露宴会場の隣にあるバーラウンジで、ゲストが新郎新婦を迎える形で始まります。
そのままラウンジで全員集合写真を撮り、披露宴会場に移動という流れです。
一言一言を思い出すように、挨拶をする新郎。
聞いているゲストも、ニコニコして耳を傾けていました。
ご親族の姿も。
披露宴が始まる頃には、残念ながら雨が降り出していました。
晴れていれば、戸外のスペースで集合写真を撮ることができるのですが、雨天の場合はこのバーラウンジでの撮影となります。
今回の披露宴がバーラウンジで始まり、その後披露宴会場へ移動という流れになったのも、この集合写真を撮るためでした。
もし集合写真を残したいのなら、天気によって披露宴の流れも変わるので、あらかじめプランナーと相談しておきましょう。
この後、新郎新婦はゲストと一緒に披露宴会場に向かいます。
テーブルに用意されていたメッセージカードを手に取るゲストたち。
ゲストのご発声で、乾杯!
会場後方にシェフが立ち、メニューの紹介をしてくれます。
お食事と共に、歓談のスタート!
歓談スタート。高砂に集まるゲストたち。
くつろぎながら言葉を交わしていました。
新郎に触りたくてたまらない。
プロカメラマンだけでなく、ご家族やお友だちにもたくさん撮ってもらうといいですよ。
親しい人にしか撮れない表情が、きっとあるはずです。
ゲストスピーチ。新婦との思い出を紹介するご友人。
いい顔。
こちらのご友人は、新婦のおちゃめエピソードを紹介。
他のゲストも楽しそう。
ここで新婦はお色直しのために中座。エスコート役は、先ほどスピーチをしてくれた2人のお友だち。
拍手で見送るご親族。
ゲストと歓談する新郎。
新婦中座の後は、高砂には新郎1人になります。
こんな風に、主役が気楽にゲストテーブルを回れるのも、アットホームな披露宴のいいところですよね。
ゲストも楽しんでます。
今回は、新郎はプログラムとしての中座は行わなかったため、お友だちとの歓談をたっぷりと楽しんでいました。
披露宴(おひらきまで)
再入場前の新郎新婦。
再入場!
一礼のタイミングや進むルートは、キャプテン(会場担当者)が少し前を歩きながら教えてくれます。
ここで、各テーブルのゲストへのインタビュー。
司会者の問いかけにゲストが答える形なので、スピーチよりも肩の力を抜いて話せるのがインタビューのいいところ。
新婦のお友だちからも。
いい顔してます。
再びご歓談の時間。新郎と言葉を交わして、ガハガハ笑うご親族。
歓談の時間に、新郎新婦も自由に動ける雰囲気の披露宴っていいな、と思いました。
多くの場合、親族席は高砂から遠く離れたところにあるので、きっとご親族も嬉しかったでしょうね。
新婦は、高砂でお友だちとご歓談。
続いて、フォトラウンド。フォトラウンドとは、新郎新婦がゲストのテーブルを順番にまわり、グループごとに撮影する記念写真です。
新郎新婦がテーブルにやってくると、この表情。
ラウンドフォトを撮影するときには、一部のゲストは席を立って新郎新婦のそばに移動します。
もし足の不自由な方など、移動が難しいゲストがいる場合は、事前にプランナーに伝えておきましょう。
撮影の後には、ゲストとのご歓談。
「ラウンドフォト=記念撮影」というイメージが強いと思いますが、新郎新婦が全てのテーブルのゲストと言葉を交わせる貴重な時間でもあるんです。
この披露宴でも、新郎新婦はゆったりとゲストとのお話を楽しんでいました。
注意が必要なのは、プログラムを詰め込みすぎたタイトなスケジュールの披露宴だと、ラウンドフォト中の歓談がほとんどカットされてしまうということ。
ラウンドフォトの撮影後すぐに、「次のテーブルに行きます!」と促されてしまいます。
ゲストと触れ合う時間をどこに確保するかを考えて、時間に余裕のある進行になるようプランナーと相談しておくといいですよ。
新郎もリラックスしてご歓談。
楽しい時間はあっという間。
まずは新婦からのお礼の言葉です。
結びに、新郎からのご挨拶。
拍手に包まれて、新郎新婦の退場。
お見送りは、披露宴会場の隣にあるウェルカムスペースにて。
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